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 飲食店営業許可の取得までの流れ
 
 飲食店の営業許可取得までの流れは、以下のようになります。
(1)事前相談
 施設の工事着工前に、施設の設計図等を持参の上、保健所に、事前に相談をしてください。 基準に適合しない部分があれば、そこで指導をしてもらえます。なお、お店の所在地を所管する保健所が窓口となります。
(2 )営業許可申請書類の提出
 申請書類を作成します。また、食品衛生責任者も決定します。なお、申請書類等は施設工事完成予定日の10日くらい前までに提出します。問題がなければ、受理されます。
(3) 施設完成の確認検査
 完成した施設が基準に適合しているかを検査されます。施設の基準は、都道府県ごとに、条例で規定されています。施設が不潔な場所に位置していないことや、施設の周囲は清掃しやすく、排水がよいこと、また、施設内は清潔で衛生的に保つようにすることなどです。つまり、お客様に対して、飲食物を提供するため、衛生的でなくては、ダメだということです。
 施設の検査の際は、営業される経営者が立ち会ってください。なお、施設基準適合確認後、営業許可書を作成してもらえますが、交付までには約1週間かかります。交付予定日がいつになるかは、検査の際に検査担当者に聞きましょう。なお、指摘された事項があれば必ず改善し再検査を受けてください。
(4 ) 営業許可書の交付
 営業許可書は約1週間後、交付されます。
(5 )飲食店としての営業開始
 食品衛生責任者の名札を見やすい場所に掲示します。
 
 ただし、あくまでもこの段階まで終了しても、飲食店が営業できるにしかすぎません。キャバクラ、ガールズバーのどちらのお店を営業するにしても、風俗営業の許可や深夜酒類の営業の届出を、さらにする必要があります。